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  3. ED治療薬通販の危険性

セックスレスになる原因

離婚を考えた原因やきっかけについて|日経DUAL
出典:離婚を考えた原因やきっかけについて|日経DUAL

このアンケート調査を見ているとセックスレスになって離婚になった夫婦が20%以上もいるのって意外と多いなと思いました。

そんな時、離婚の原因で「EDがきっかけになった」という話をネットの掲示板で見かけ、もしかしたらセックスレスの原因はEDの男性にあるのではないか?と考えました。

男性はEDだということを認めたがらない生き物です。だからED治療をすることに消極的で、セックスしない理由をつけてはセックスレスに陥ってゆくようです。

ED治療薬を通販による個人輸入で入手する男性が多い

そんな背景があるので、ネット通販でED治療薬を買って解決しようとする男性が少なくありません。ED治療薬を製造・販売する四社の合同調査によると、インターネットに流通している55.4%が偽物でした。(日本国内:43.6%、タイから輸入したもの:67.8%)偽造品の品質にはばらつきがみられ、医薬品成分の含有量が承認されている用量より少ない、多いだけでなく全く含有されていないもの、ほかの成分、複数の不純物が含まれるものがありました。ここでは、通販による個人輸入の実際について紹介します。

医薬品の個人輸入の決まりとは

医薬品、医薬部外品、化粧品および医療機器は人の健康や身体等に直接影響するものです。その有効性、品質および安全性について、科学的なデーターに基づいてチェックがなされた製品だけが、国内で流通するよう、薬事法により厳しく規制されています。一般の個人が輸入(個人輸入とよばれるもの)できるのは、自分自身で使用する場合に限られていて、個人輸入したED治療薬をほかの人に譲ったり、売ったりすることは認められません。個人が医薬品の輸入が可能となっているのは、海外で受けた薬物治療を継続する必要がある場合や、インバウンドの旅行者が常備薬として携行する場合などへの配慮です。

個人輸入と知的財産権

海外から日本国内に持ち込まれる偽造ED治療薬は、知的財産権を侵害するものです。そのため、偽造品の国内への持込みは禁止されています。仮に個人輸入したり、海外から持ち帰ったりすると、処罰の対象となります。また、不正規のルートで入手したED治療薬は偽造品である可能性も高く、思わない健康被害も予想されます。

個人輸入の例外

医療従事者による医薬品等の個人輸入は、「治療上緊急性があり、国内に代替品が流通していない場合で、輸入した医療従事者が自己責任のもと、自己の患者の診断または治療に供すること」を目的とする場合に限られます。こうした医師による輸入を「医療従事者個人用」の輸入と位置付けています。ただ、個人輸入も医療従事者個人用輸入も医薬品副作用被害救済制度が適用されません。

医薬品副作用被害救済制度

厚生労働省から認可を受けた正規品のED治療薬であれば、医師の処方のもと、適正に使用していたのにもかかわらず、重篤な副作用を生じた場合は、医薬品副作用被害救済制度という、公的機関から、治療費等で救済される制度が適用されます。この救済制度の財源は、製薬会社の拠出金と国の補助金から賄われます。つまり責任も処方した医師ではなく、製造販売を許可した厚生労働省と製薬会社となるのが一般的です。

通販のED治療薬は危険

インターネット通販にあるED治療薬の55.4%が偽造品です。個人輸入の例外はあるものの、原則として厚生労働省が承認していない薬に関しては「医薬品副作用被害救済制度」が適用されません。健康被害の治療費もすべて自腹となってリスクだらけ。通販のED治療薬は危険なので購入しようとしている男性やパートナーがいたら教えてあげましょう。
ED治療薬を購入するならインターネット通販ではなく専門のクリニックで処方してもらった正規品を購入しましょう。

正規のED治療薬を通販で購入する方法

ED専門の治療院が近くにないケースや新型コロナウィルスの感染防止の観点から、オンライン処方・通販のED治療も可能なクリニックがあります。これは政府に認められたサービスで期間限定の処置とされています。けれど今であれば厚生労働省が承認したED治療薬(「バイアグラ」・「レビトラ」・「シアリス」またそのジェネリック)を通販で購入することができるので、ぜひ利用するといいでしょう。

〇オンライン処方サービスをおこなっている参考クリニック

オンライン診療のご案内|【イースト駅前クリニック】